【漫画感想・レビュー】児童養護施設に保護された少女と少年の運命は!?「零れるよるに」

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漫画
「零れるよるに」とは?

「零れるよるに」とはどんな漫画なの?

いちやん
いちやん

DVを受けていた主人公・よるは児童養護施設に保護される。
周囲になかなか馴染めずにいたよるを守ってくれたのは同い年の男子・天雀だった。
よるの天雀への気持ちは、友人からやがて恋心へと変化していく。
厳しい環境の中で互いに支え合って暮らすよると天雀。
2人の暗闇に光は射すのか?

 

社会派な作品でありながら、ラブストーリーが魅力な大注目作品です!

 

 

 

 

 

 

著者は有賀リエ先生です。

Kissで連載されている作品です。

1~3巻(2024年2月23日現在)までのの単行本が発売されています。


「零れるよるに」はこんな人にオススメ!

①ラブストーリーが読みたい方

②社会問題について学びたい方

③有賀リエ先生の作品「パーフェクトワールド」が好きだった方

「零れるよるに」のおすすめポイント

①リアルな感情描写
主人公であるよるや天雀の心情が非常にリアルに描かれています。
よるが虐待を受けていた過去や、施設での生活に戸惑いながらも、同い年の少年・天雀に助けられ、少しずつ馴染んでいく様子が胸を刺します。

②絆と共依存
施設で育った子どもたちの繋がりは深く、固い絆で結ばれています。
互いに支え合い、未来へ向かってもがく彼女達の姿は、胸が締め付けられると同時に温かな希望を感じさせます。

③考えさせらる深い物語
この「零れるよるに」は家庭環境に問題があり、親から離れて施設で暮らす子どもたちをリアルに描いています。
単なるラブストーリーではない、社会問題も含んだ深い物語となっています。

④恋愛の行方
よると天雀は共依存関係にあり、高校卒業後に施設を出なければなりません。
施設を出てからも、2人は何の問題もなく生活していけるのか。
そして2人は毒親の呪縛から解放され、自らの幸せを掴むことはできるのでしょうか。

おわりに

私は「パーフェクトワールド」を読んで、有賀先生の作品がとても好きになりました。
この作品はTVドラマ化されており、私が読んだ少女漫画の中でもトップ10に入るくらいの面白さです。

「零れるよるに」も負けず劣らず素晴らしい作品です。
「このマンガがすごい!2024」のオンナ編第10位に選ばれています。

感情豊かなキャラクターたちと彼らの成長にぜひ注目して読んでみてください。


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