【漫画感想・レビュー】天才と、天才に関わる人達の苦悩を描いた「ダイヤモンドの功罪」

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漫画
「ダイヤモンドの功罪」とは?

「ダイヤモンドの功罪」とはどんな漫画なの?

いちやん
いちやん

 持って生まれたスポーツの才能が凄すぎる少年・綾瀬川次郎。

どのスポーツを始めてもすぐにトップクラスの実力を発揮してしまう。

 

そんな綾瀬川と一緒にスポーツする人達はその才能の凄さにスポーツが嫌になり、時には辞めてしまう事も・・。

みんなと仲良くスポーツがしたい綾瀬川はその様子を見て、自分が悪いのではと感じてしまう・・。

 

そんな中、綾瀬川は野球を始めることになり・・。

 

『このマンガがすごい2024』オトコ編の1位にも輝いた大注目の野球漫画です!

 

 

 

 

 

 

著者は平井大橋先生で、週刊ヤングジャンプで連載されている作品です。

1~4巻まで(2024年2月7日現在)の単行本が発売されています。


「ダイヤモンドの功罪」はこんな人にオススメ!

①ひと味違う野球漫画を読みたい方

②天才に憧れたことがある方

③野球漫画が好きな方

④天才の心理状態を知りたい方

「ダイヤモンドの功罪」の注目ポイント
①天才・綾瀬川次郎
⇒主人公・綾瀬川次郎は小学生にしては身体も大きく、運動神経は超抜群。
どのスポーツでも将来はプロを目指せるほどです。
そんな綾瀬川にも苦労はあります。
スポーツを上手くなりたい気持ちもありますが、友達と仲良くやりたい気持ちも大きいのです。
しかし綾瀬川が活躍することで、脇役になってしまう子供達がたくさんいます。
しかも頑張って追いつけるレベルならまだしも、綾瀬川は他の子供達が努力しても追いつけないくらいの高みにいるのです。
そんな他の子供達を見て、綾瀬川は調子に乗るのではなく心配したり、他の子が傷つくなら自分がスポーツを辞めた方が良いのではと考えてしまいます。
綾瀬川は優しくてピュアなばかりに様々な苦悩があるのです。
自分さえよければ良いというキャラクターなら、このような問題は起きないのですが・・。
そんな綾瀬川に是非注目してください。
②綾瀬川に関わる人達
⇒綾瀬川は天才です。同じスポーツをやる事が馬鹿らしくなるほどに。
綾瀬川がチームにいるだけで、他の子供達はその才能を目の当たりにしながら練習しなければならないのです。
綾瀬川と比べてしまうと自分の才能に絶望することもありますので、本当に大変です。
子供達だけでなく、周りの大人たちも大変です。
指導者たちは将来の野球界を担う天才・綾瀬川を持て余してしまったり、
チームメンバーの保護者達は綾瀬川がいることで自分の子供が試合に出れなかったり等々・・。
そんな綾瀬川に関わる人達の苦悩や思考にも注目してください。

おわりに

世の中にはたくさんの野球漫画があります。

この「ダイヤモンドの功罪」のような超天才の心理や、天才に関わる人達の苦悩や思考にフォーカスした野球漫画は初めてじゃないでしょうか!?

その着眼点に本当に関心してしまいました。

野球好きな人だけでなくとも、楽しめる作品だと思いますので
気になる方はぜひ読んでみてください。


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